東京地方税理士会

Q&A教えて税理士さん®

更正の請求について(令和8年5月)

確定申告後に計算間違いに気付き、税金を多く申告してしまいました。なんとかなりませんか?

税額を多く申告したり、還付金が少なかったりした場合、税務署に減額を求める手続きとして、更正の請求があります。

修正申告と違うのですか?

修正申告は、税金を少なく申告した時や還付金が多い場合にする手続きですから違います。

では、更正の請求はどのように行うのですか?

更正の請求書を作成し、所轄の税務署に提出します。その際、計算過程を明らかにする書類の添付が必要です。

請求期限がありますか?

原則として、法定申告期限から5年以内です。還付申告の場合は、提出日から5年以内となります。ただし手続きは年間を通していつでも提出可能です。

国税電子申告・納税システム(e-Tax)でできますか?

国税庁の確定申告書作成コ-ナ-で更正の請求書を作成できます。作成した請求書もe-Taxで提出できます。

注意点はありますか?

更正の請求を行うと申告内容を詳細に調べられるため、税務調査の対象となる可能性があります。虚偽の内容で申告すると罰則が科されますのでご注意下さい。なお、更正の請求の理由を証明する書類を添付する必要があります。特定の取引に関する事実に基づく場合は、その取引記録が必要となります。医療費控除の記録漏れや扶養控除の申告誤りなど再度確認してみてください。また、内容の審査があり、還付まで数週間から数カ月かかる可能性がありますからご注意ください。

(回答者:村田洋税理士)

[税のQ&A TOP][次の記事→]