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年末調整の基礎知識<令和元年11月>

年末調整の時期が近づいてきました。なぜ年末調整が必要なのですか?

年末調整は、給与や賞与から源泉徴収された所得税を精算するための手続きです。毎年1月1日から12月31日までの給与所得の合計から各種所得控除を引き、所得税を計算します。各種控除を加味し、徴収されていた所得税額が多ければ還付され、少なければ徴収します。

各種控除を受けるためには、どうすればいいのですか?

まず、『扶養控除等(異動)申告書』『配偶者控除等申告書』『保険料控除申告書』の各書類を勤務先に提出します。勤務先はそれに基づき、扶養控除、配偶者控除、生命保険料控除などの所得控除額を確定します。

何を書くのですか?

扶養控除等申告書は扶養親族の名前などを記入し、配偶者控除等申告書は配偶者の名前や所得を記入します。保険料控除申告書は生命保険料や地震保険料の金額を保険料控除証明書に基づき記入します。

年末調整で控除できないものはありますか?

医療費控除、雑損控除、寄付金控除です。これらは確定申告しなければ控除されません。ふるさと納税は、確定申告が不要の場合があります。また、自宅を購入または増改築等をした場合に受けられる住宅借入金等特別控除は、最初の年は確定申告が必要ですが、翌年からは年末調整で控除できます。

(東京地方税理士会・杉山美紀)

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