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暮らしと税
建物付土地取得後の建物取壊費の処理は?

  当社は、工場用地として建物付土地を購入しました。ここに新製品製造工場の建設を予定しています。ただそのための準備に少し時間を要しますので、差し当たりこの建物は資材倉庫に使用し、10か月後くらいに取り壊して新工場を建設するつもりです。この場合の建物取壊費はどのように取り扱われるのでしょうか



建物付土地を購入した場合、当初からこの建物を取り壊して土地を利用する目的で購入したことが明白なら、この建物の取得価額と取壊費は、土地利用のための費用であるとして土地の取得価額に算入するとされています。

そして、この建物の取壊しについては、直ちに取り壊したときだけでなく、取得後おおむね1年以内に取壊しに着手する等の事実があれば、その間、建物に使用した状況が認められても、当初から土地を利用する目的で建物を取得したものであろうとの考え方により、建物の取得価額と取壊費は土地の取得価額に算入するとしていますので、ご質問の建物取壊費も土地の取得価額に含めることになります。

もっとも、当初この建物を資材倉庫に使用する意思はあったが、災害あるいは法律の制定等という後発的理由で、取得後1年以内に取壊しの必要が生じたときのその取壊費等はその時点で損金の額に算入されます。

ところで、土地とともに取得した建物が、取得した事業年度で現実に使用されていれば、この建物はその事業年度での償却が認められます。

ですから、当初から土地利用目的で建物も取得し、取得した次の事業年度でこの建物を取り壊したときには、その時における償却後の帳簿価額とその取壊費の合計額を土地の取得価額に算入することになります。ただし、この合計額は、廃材等の処分によって得た金額があればその金額を控除したものとなります。

(東京地方税理士会税法研究所・研究員 宮下裕行)


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