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暮らしと税
土地の売却損 申告義務は

昨年、25年前に父親から相続した土地を4000万円で売却しました。この土地を相続した際の相続税評価額は5000万円で、今回、この土地を4000万円で売却し、実質的に売却損が生じていることから所得税の申告は不要と判断していますが、この判断で間違いはないでしょうか。



  土地の売却により売却益が生じた場合、その売却益は所得税と住民税の課税対象となり、所得税等の申告及び納税が必要となりますが、売却損が生じた場合、申告及び納税は不要となります。
  土地の売却損益の計算式は、“売却損益=収入金額−(取得費+譲渡費用)”となりますが、相続や贈与により取得した土地の売却損益を計算する際の取得費は、被相続人や贈与者がその土地を取得した時の取得費がそれにあたるとされています。つまり、被相続人や贈与者の取得費を引き継ぎます。相続や贈与により土地を取得した際に相続税や贈与税を納めていると、その時の土地の評価額が計算式の取得費にあたると思いがちですが、それは誤りです。
  ご質問者の場合、仮に、お父親様がその土地を購入した時の取得費が500万円とすると、その500万円が今回の売却損益を計算する際の取得費となります。今回、譲渡費用も150万円かかったとすると、計算式は4000万円−(500万円+150万円)=3350万円となり、売却益が生じ、所得税の申告及び納税が必要となります。相続した土地の売却の際には、ご注意ください。詳しくは、お近くの税理士にご相談ください。

(東京地方税理士会税法研究所・研究員 齋藤雅俊)


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